ご報告。転職します。
最近、ブログを更新できていなかった理由があります。
何か書こうとすると今日の話題が出てきてしまうからです。
週明けに上席より発表、水曜日あたりに社内掲示板掲載されるかと思いますので、
もういいかと判断し、今、掲載に至っています。
私、転職することにしました。
4年近く勤めた会社を、12月末で辞めます。
内容としては上に収まってしまうのですが、
今後の自分の思い返しと、誰かの参考になるかもしれないので、
経緯とかを書いていこうかと思います。
1.転職しようと思った経緯
2.転職準備
3.具体的な活動
4.思ったこと
5.今後の生活について
1.転職しようと思った経緯
現在、私は銀行員をしています。もう辞めちゃうので書いちゃいますが、地方銀行です。
そして、ハラスメントだとか、具体的にコレ!!って理由ではなく、チリツモでやめたくなりました。
長くなるけど、私の昔話、見てくれや。
入行当時は、地元では知らない人のいない会社に入れて、親も喜んでいました。
勿論、私もうれしかったのを覚えています。ちなみに喜びは数か月で消えました。
入社してからは資格の勉強のオンパレード。外務員、保険、etc. いかんせん興味がまじでなかったから苦痛でしかなかった。
そして初めての支店、初めての上司。毎日の怒鳴り声。怒られているのは私ではないけれど、「新人」でなくなったら、私もあっちに行っちゃうんだ。という恐怖があった。これが3か月目ぐらい。同期から辞めたいって初めて相談を受けたのもこの時期。
でも、上司ってころころ変わるから、スパンの短い異動が多いのはいいこともあるんだなって思ったりもした。
そこからはずっと続けた。途中、まじで、本気で、辞めたくなることがあったけれども、当時の上司のおかげで、持ちこたえた。
自分も異動したときは、何かが変わるかなって少し期待を持っていた。お客様も変わるから、数字がとれるようになるかな、とか。
全然ダメだった。目標が100%いくことなんてなかった。個人でも、支店でも。一回あったかもしれないけど、ってぐらい。
9月と3月の期末は、とにかく心がつらくて、肌荒れするし、何も手が付かなくって、それでも数字はとれなくて、家で泣くこともあった。
ここでふと、思ったことがあった。
「私、ずっとこれ続けられるのかな・・・・?」
6か月ノンストップマラソン、走り切れなくても期が変わればまた0スタート。それを、ずっと。具体的には、次長クラスに上がるまでは、ずっと。
でも、私は女だ。キャリアをどんなに積んだとしても、こんな古い風習はびこる会社で、女として上に立てる自身は皆無だった。
今の業務がつらい、と上席に行って、違う部署にしてもらうのは、たぶん可能だった。けれども、たぶんどこかで戻されるだろうなっていう確信があった。支店が変わっても、何も仕事は変わらない。これ、あと、40年ぐらい?
「あ、これ、無理だ!!!」確信に変わった瞬間が、たぶんこの前の3月末。
現在、実家暮らし、独身、20代半ば、彼氏もいない。ここからの行動はものすごい早さでした。
2.転職準備
「やるなら、本気出そう。」「年内動いて、だめだったら骨をうずめよう。」
これが最初に決めたルール。次に、スーツを仕立てた。
新卒の時に買った安いやつじゃなくて、オーダーした。めちゃくちゃ仕事のできそうな女になれた気がした。
それから、写真屋さんで証明写真をとった。安定の伊勢丹写真館。細かく調整までしてくれる。これで初見の見た目では絶対に落とされないだろ、って思えることをした。
知識も、アップデートした。ちょっと一時期だけしか載せられなかったけど、本を読んだ。ビジネスとか、考え方の本。それから、もちろん、毎日新聞は読んでいた。
仕事柄もあって、経済とかのインプットは、楽しかった。
書類選考用の資料は、人材関連の仕事をしている友達に見てもらったりした。
6月のボーナスは、転職活動に充てるために、ほとんど使わなかった。
3.具体的な行動
準備ができたら、転職サイトに登録をした。9月下旬ぐらい。使ったのはDodaさん。
何個か登録するといい、とは聞いていたけど、普通に仕事でいっぱいいっぱいだったから、結局使ったのはDodaだけでした。
ダイレクトリクルーティングとかいろいろあるけれども、初めてだし、一回目だったから、何も疑問を感じないで活用しましたけど、登録してよかったとは思います。
担当してくれたのは、元銀行員で、地方銀行卒を多く担当してくれる人だった。いろいろアドバイスもしてくれて、求人も紹介してくれたので、やりやすかったです。
応募したのは結果として30ぐらいだったかな?8割ぐらいが、書類で落ちたよ。新卒と違って、会社の求めている年齢とかもわからないから、すぐ落ちたりした会社は、年齢かな?って思うことにしていた。面接したのは、5つぐらい。なんだかんだ全部広域的には金融関係。
受けていて途中から「これはちげーな」って思ったところはちゃんと落ちたりもした。あと、全く関係のない業界は、てんでだめだった。
それから、1月から働く会社に応募したのが10月中旬。あまりにも魅力的な仕事で、とってもハイレベルだったから、「書類でおちるかな?」って思った。とりあえず応募、だった。
書類通った時はすごいうれしかった。正直、面接は得意だったからだ。仕事柄、いろいろな年齢の方とお話をして、ニーズを聞き出して、営業して…っていうのをやっていたので、会えたらこっちのもんだと思った。
一次面接から、社長が出てきた時はひょえ~!てなったけど、トップの人柄見られたから、余計に魅力的な会社だと感じた。絶望的だったのが、人が少なすぎて、人事部としての人もいないから、結果が遅かったこと。
待てども来ない結果と、落ち続ける選考に
「私みたいなくそ人材には返事もくれないのか。」
「だめだもう無理だ転職続けられない。」てめちゃくちゃ自暴自棄になっていました。
11月、リミットは来月。
「もうだめだとしたらワーホリだ!!!!!!!!!!!!!」てよくわからない方向に振り切れた。正直落ちてたら本当に行くつもりでした。
まあ、通ったんだけど。
二次面接は、正直手ごたえがなかった。終わってから、Dodaの担当の人から、二次面接は二人しか進めなかった、と。二択かよ。さすがにすぐ返事くるか?
来なかった。2週間ぐらいかかった。ワーホリについてめちゃくちゃ調べていた。
ぼけーっと昼飯を食べていたら、電話が来た。合格通知だった。
いかんせん会社にいたから、誰もいない会議室にこもって、電話した。
応募が来たのは150人ぐらい。選考を通して二次までに2人にして、受かったのが、私だった。
こんなに、うれしいことが、あるのかと。
新卒の時ってたくさん雇うから、「ま、こいつでいいや」っていうのがあると思うけれど、1つの席しかないから、雇うほうも本気なはず。それで、私を選んでくれたっていうのが、とてもとても、うれしかった。
即答した。行きますって。でもね、11月下旬。1月からきてだって。
え、これ辞められるの…?
「これからの退職交渉、大変ですが、がんばりましょう!」担当のお姉さんの言っている意味、すぐ理解した。
今までそんなそぶりを一切見せず、最低限の数字はとっていたから、上司に声かけて、折り入って、個室入って、「辞めます」
はい、これ、結構無理ゲー。前日まじで寝られなかった。ギンギンだった。
夢の中でもシュミレーションした。すいません、次長、折り入って、お話が…。
「結婚ではないんです。」もう今日にいたるまで20回は言っている。皆さんが私が辞めることを想定していなかった。
ただ、話出してからは、すごくスムーズに進んだ。理由としては、<やりたいことがみつかった>ことを強調したから。
仕事に対して不満があることはあったけれど、嫌いではなかった、好きでもないけど。
それ以上に、挑戦したいことがあるから、辞めさせてください。って言った。
一番むかついたのは支店長の「12月末?ボーナスのもらい逃げか?」だった。
ボーナスって前の期の評価でもらってるわけだし権利はるわけだ。こいつ、なんなんだ?まじでパワハラー!て騒ぎたくなった。
それ以外は結構スムーズだった。退職届もこそこそ書いて、辞められるようになったのが、12月上旬。
私、本当に、仕事辞めるよ。
4.思ったこと
長かったー!!準備含めたら半年かかった。
でも、思っていた以上の結果は手に入れた。
少しだけ、給料は上がる。そして、将来性もある。
ただ、メンタルがボロボロになる。仕事でも数字に対して毎日のようにいろいろ言われて、否定的な気持ちになって、メールを見たら、選考落ち。
私、いったい何?何のために生きてるんだ?ってなります。
必ずはけ口は用意したほうがいいです。
それから、お金がかかります。地方銀行なので、もちろん地方に住んでいるのですが、新しい就職先は、東京。
地獄の交通費。ボーナス取っといて本当によかったー!!!!
少しの勇気も必要。あなたは、今の上司に辞めるって言える?
あと、とりあえず今の仕事がいやだからどっか逃げたいってやり方なら秒で内定出ると思います。絶対後悔すると思うけれど。
5.今後の生活について
職場は都内になるので、引っ越しします。
大変恵まれたことに、ルームシェアをしてくれる友人(前世からの友達)がいてくれたので、さみしさは紛れそうです。
ただ、猫と夏に買ったばかりの新車を放置するのは無理過ぎるので、頻繁に実家帰る予定です。
なので、同期とかも全然会う機会はあるし、辞めるのは会社であって貴女の友達じゃないですよ、ってみんなに言ってる。
限界アラサーオタクがルームシェア始めるので、これについては面白く発信していきたいと思っています。こうご期待!
最後に。
逆に、今の仕事を辞めたくない理由は何かと考えた時もあった。
「人」だった。同期も、後輩も、先輩たちも、とにかく居心地がよかった。
出会えてよかったです、と心から言える人ばっかり。
そんな人達と離れてしまうのは、心からさみしい。けれども、人間関係が終わるわけではないので、今後も、遊んでください。私からも声を掛けます。
今更ながら、今までの4年ぐらいをすべてリセットして、0スタートすることに、尋常でない恐怖を覚えている。でも、自分が決めたこと。
踏ん張ろう、やってやろう、見てろよ、絶対「いいな、私(俺)も転職しようかな。」って思わせる人間になってやるからな。
人生は、一度きり。巻き戻しも早送りもできないから。
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